表彰式

仕事で評価されて、

表彰式にお呼ばれいただいた。

私は、わりと何度も参加させていただいている。

たまたま彼も表彰式に呼ばれていた。


表彰式の発表が出ると、彼からすぐに連絡が来た。

「オレは、辞退しようと思う」との事。


理由を聞くと、

彼らしい発言で、

自分の立場とか、体裁を気にしている理由だった。

「まぁ、わかる」と思った。

彼らしいとも思った。

そういう気遣いができるから、出世もするんだと思う。


私が言っても、曲げないだろうし、

彼の意見を尊重したいと思う。

けど私は、自分の意見は言うから、こう伝えた。


「よく分かるよ。その通りだと思うけど、

そこまで気を使わなくても大丈夫な場だと思うよ。

せっかくだから、一緒に参加できたら、

私は嬉しいけど、

自分で決めたらいいんじゃない?」と伝えた。


職種が違うから、せっかくの華やかな場を彼と過ごせることは少ない。


お断りしたんだと思ったら、

当日、突然彼が来ていた。

びっくりした…


あとで、どうして参加したのかたずねると、


「断ったんだけど、◯◯さんに一緒に行こうよ〜って、誘われてさ。あっ、もちろんcon-tenerezzaに言われても行ったんだけどさ」


らしい。


彼が◯◯さんにどこまで話したのかは、知らない。

ただ「用事がある」と断ったのかもしれない。

(私には、そう断ると言っていた)


ちなみに、◯◯さんは、私よりと更に年上のステキなお姉さま。



なんか、イヤだった。

教えてくれてもいいと思った。


「いや、◯◯さんとcon-tenerezzaの情報網は筒抜けかと思ってさ〜」だって。


いやいや、いちいち、彼が参加するかどうか、

姉さんに聞かないし、

彼の話題が出るのもおかしいでしょう…


姉さんにどこまで話したのかは知らない。

けど、私の意見は軽いんだと思ってしまった。


甘えられて、当たり前の存在になるのは嬉しい。

けど、慣れからくる、

耳を傾けない存在になってるんだったら、

それは違うと思う。


今回、彼は迷ってて何度も連絡があった。

からの、この扱い。

ちょっと?、かなり引っかかっている。